みんぱく×千家十職
碧南市藤井達吉現代美術館に行ってきました。
とってもかっこいい現代建築でした。
「みんぱく×千家十職」 じつはこの企画展、茶道部いわくつきの念願の企画展でありまして・・。
昨年の5月頃に大阪万博記念公園のみんぱく(国立民族博物館)へこれを見に行こうと張り切って大阪へ行った事がありました。
それに合わせ、講演を聞いたり、茶室図面の模型をつくるとかイベントも重ねて宿泊もし、二日間みんぱくに足げく通うという計画をしておりました。
その時M1号さんはあいにく風邪でダウンして行けず、お家で静養中、留守番。
1日目、みんぱく講堂の中で講習を聞き、民藝館をまわり、大阪の夜を楽しんだその次の日、今回のメインイベントであるみんぱく×千家十職の展示を見ようと万博記念公園の入口まで行ったところ、
『新型インフルエンザ大阪上陸よりに本日公園、施設は閉館します』のご案内が・・。(ガーン)
アイヤーなんて事だ~。
その時期新型インフルエンザが猛威ふるっていたのは、小耳にはさんではおりましたが・・・なんで今日閉館?昨日開いてたじゃないか!
われわれ入り口でガッカリして、万博公園をあとにした記憶がよみがえってきます。
ふだんから行く店が閉店、臨時休業など閉店確率の多いことで、”マダムシャッター”だの”閉店女”だのと言われている私M2号です。
とうとうここ大阪で、万博記念公園まで封鎖させた女と不名誉なレッテルを貼られてしまいました。
その例のあの企画展が今回碧南市で見れるらしいって事です。
心なしか少しドキドキしながら美術館へ・・・
やってました~。(とりあえず安堵)
この展示の内容は世界の民芸物の物の中から、千家十職の方たちがインスピレーションを受けて、茶道具が作られています。
それら道具と民芸の道具とを比較対照しながら展示がされておりました。
まず、千家十職(せんけじっそく)とは、
茶道に関わり三千家に出入りする塗り師・指物師など十の職家を表す尊称である。千家好みの茶道具を作れる職人は限定されており、行事や年忌における役割もあるため、徐々に職方は固定されていった。代々の家元によってその数が変動していたが、明治期に現在の十職に整理された。(大正時代に三越百貨店が命名したという説もある) ※ 文章:ウィキペディアより抜粋 ※
この展示、決してみんぱくVS(戦い)千家十職というのではないのですが、私個人的にはみんぱく圧勝~!
やはり民芸は強い、強烈な存在感を放ってます。人々が生活していくうえで必要な道具として作られ使われたものだからではないからでしょうか?
それも身近にあるものでうまく考えつくられている。それをみているとその国の風土をより強く感じます。
私の中では、そちらの記憶ばかりが残っていった気がします。
あぁ、またみんぱくに行きたいなぁ、旅行にいきたいなぁと更に思ったのであります。
It`s a small world!! みんぱく面白いよ~!
この企画に合わせ呈茶席も違う場所にて行われており、行ってきました。
茶箱のお点前でした。
碧南市藤井達吉現代美術館
http://www.city.hekinan.aichi.jp/tatsukichimuseum/
特別展 みんぱく×千家十職
2010年10月16日[土]→12月5日[日]