脱走
やっとコンペが終わって早めに家に帰ってきて、M2号が現場に行っているので、ご飯を作って、お豆腐を買いに行って帰ってきてドアを開けた瞬間にM3号が脱走しました。
M3号は臆病で自分から家を出ることはまず無いので油断していたのです。さんざん追いかけましたが興奮しているようで、落ち着くまで様子を見ることに決めました。
しばらくして、寒い中、捕まえるための毛布と餌を持って階段室を上下して探していると空き部屋の窓の室外機のところに収まっていました。怖くて動けないようでした。
そうこうしているうちに、大家さんが5階のまどから、3階の住人も”どうしたんですか”と声をかけられ、事情を説明して空き部屋の鍵を大家さんに開けてもらい、毛布にくるめて帰宅しました。
考えてみればこちらの都合で家に押し込めているわけですから”野生”が一瞬よみがえったのかもしれません。
それにしても捕まえるためとはいえ、ジャージ姿で毛布と餌を入れた茶碗をもって、階段室に座り込んでいる自分の姿を思い浮かべると、
まったくの”不審者”だったみたいです。
きっと私の危険を遠くに察知して、助けに行こうとしてくれたのかも。(だったらいいな~)
M1号さんのあわてふためいた姿がなんとなく想像できます。
ご苦労様でした。
(M2号)
前回のお魚泥棒の事件といい、お豆腐を買いに出かけると事件がおきますね。
とりあえず、賞味期限の長い充填豆腐の買い置きをおすすめします。
なぜか一人でご飯準備しようとすると、冷奴が頭に浮かびます。あいつらは、”あ、一人や豆腐買いに行くぞ”と思っているのかもしれません。M1