先日は第２９回お伊勢さん健康マラソンに参加しました。

この大会、年々参加人数は増えてく一方でして、われわれももう４回目の参加になります。毎年５ｋｍコースにエントリーしてます。
選択種目としてはハーフ、１０キロ、５キロ、７キロウォーキングとあります。それぞれの体調にあわせて参加します。
今回大会の参加ランナーの中で最高齢が９０歳を越えている方もいらっしゃいます。す、すばらしい事ですね。そんなお年まで走れるって。
いったい何者なんですか？とも思いますが、私たちも違う意味で励まされているようで、なんだか健康志向な世の中なんだな～とうかがい知れます。

５キロは１０時半がスタートなので、少しはやく家をでて赤福本店でまず赤福餅モーニングをし、それから大会会場へ向かいました。走る前に餅食ってるランナー（体操服姿）はわたしたちくらいでしょう。そんな人は誰もいませんでした。参加賞で赤福小箱はついてくるのですが走る前、朝に食べたいのです。
（アキレス腱をのばすＭ１号さん※※写真はすこしヤラセが入っています）

大会会場内では協賛企業もたくさんで、いろんな試食サンプルもらったり、飲んだり、食べたり、走らなくてもいろいろ楽しめるコーナーもあります。
バナナが一房もらえるところもました。一房もすごい！そんな事を楽しめたりするのも、この大会の醍醐味のひとつ。
走らないが応援しにきた家族といった一般の人や、それ目当てでやってくる人もいます。なので自分たちが走り終わった後は、半分くらいのところがサンプル配布終了なので、走る前にどれだけもらっておくのかが勝敗のポイントです。
準備体操もしなきゃいけないし、サンプルもほしいし、スタート前はなにやらざわざわ気持ちが忙しい私なのでした。

スタジアムに入り、スタート前に大会長のあいさつがあり、その後スペシャル・ゲストランナーのあいさつ。今回はアテネオリンピックの金メダリスト　野口みずきさんです。伊勢ご出身ですものね。私たちはみずきロードと名付けられた道も走ります。みずきさんがスタジアムの下座からやはり走っての登場～。参加ランナーの皆さんウォーという声で更に気持ちも盛り上がります。生で見るみずきさんは、ほんとにほんとに小さい小動物のような方でした。

そしてみずきさんの放つピストルがスタートです。おはらい町の参道もはしります。たまたま観光にきているお客さんからの声援もなんだかうれしい気分でした。
這いつくばって走って、なんとか３０分弱でゴールしました。歩かないで無事完走が目標なのですが、毎回走って思いますが、５ｋｍもよく走れたものだわ、と自分で思います。３０分弱と言えど、けっこうキツイのです。いつか１０キロに、と気持ち遠くに過ぎったりしますが、やはり練習しないと１０キロは無理でしょう。無理して身体を壊したくもないので、これくらいにしときましょう。
タイムは昨年より上がっていたのに、順位は下がっていました。ランナーのレベルもあがってきているのですね～。キビシ～イ
　　

参加賞は高級ドリンク、赤福（２粒小箱）、バスタオル、おはらい町でも使える金券５００円
その金券は乾杯酒に使い、その後お風呂で汗を流し、恒例のお疲れさま会のスタート。
今回は伊勢出身Ｍ１号による伊勢店コーディネイト。伊勢の老舗居酒屋「一月家（いちげつや）」へ。大正時代からの創業という店構えもどっしりとした風貌の素敵なお店です。

　
地元の方々が集まるお店なので、おはらい町のような観光客相手の商売くささがなく、なんともスローな空気がいい～。
おすすめは、しび刺身、湯豆腐、さめのたれ（塩）、車えび塩焼き、魚フライ、カレーライス（皆絶賛！）、いろいろ。　地のお魚ものが堪能できます。
最後のお勘定で店主のおじちゃんが五つ玉のごっついそろばんで適当にパチパチはじくのが、なんだか妙に面白いのです。
メニュー札に金額は書いてありません。会計時は少しどきどきしますが、それにしてはお値段もリーズナブル。

２件目はそのそばにある「餃子の美鈴」。一度行ってみたかったお店なのです。席はカウンターのみ。オープン厨房の中で餃子包む職人のおじちゃん、にいちゃんに混じって、着物に割烹着というおばさま（約２名）が餃子やおにぎりをせっせとつくっていらっしゃいました。お店はまるっきりラーメン店のような中華風ですが、なぜに割烹風？なそのいでたちに少し驚きます。でも粋で素敵ではないですか！

餃子の皮も自家製で、すぐのその場で包みたてをフライパンで蒸しやきします。
にんにく多し、野菜多しのふんわり餃子で美味しかったです。きっとスープ水餃子も美味しいでしょう。

走った（ちょこっと）、ひたすらに飲んだ、食った（大半）日なのでした。